ある建設業者様の住宅リフォーム工事で発生した事故と対策

リフォーム作業中にシャンデリアを破損

吹抜上部に大きな窓があるA様のご自宅リフォーム工事を請け負いました。

吹抜にはシャンデリアが設置してあったので、シャンデリアを避けて足場を組み、作業をはじめました。注意して作業していましたが、作業員がシャンデリアにあたってしまい、シャンデリアを破損させてしまいました。

割れたシャンデリアが床に落ち、フローリングにも傷がついてしまいました。

原因と対策

ここで事故を防ぐためにはどうすればよかったか考えたいと思います。

事故を起こさない、万が一起きた場合でも被害を極力抑える対策を検討することは非常に重要です。

今回のようなケースでは、足場組立時に、壁や床が傷つかないようガード(養生)するのが対策の一つになると思います。作業を加える対象以外にも、作業中に触れる可能性がある装飾や照明用具にも養生しておくのがよいと言えるでしょう。

もしシャンデリアや床に養生をしていれば、A様にご迷惑をおかけせず、満足いただけるリフォーム工事ができていたかもしれません。